先日、立川飛行場にある立飛リアルエステートで展示された昔の飛行機を見に行ってきました。80年間、秋田県十和田湖に沈んでいた飛行機をほぼ昔の姿のまま引き揚げることができたもの。飛行機は、思っていたより大きくて、操縦席や計測器も形がわかり、日の丸もきちんと残っていました。この飛行機は、一式双発高等練習機 キー54といいます。昭和14年ごろから立川飛行場で作られていました。操縦の訓練だけでなく、通信や写真撮影、射撃などに使われていました。

そして、ちょうどその頃、両親は、立川飛行場で働いていたらしいのです。
もしかしたら、この飛行機に両親がどこかで関わったのかもしれない。
そんな思いで、立飛に行きました。

戦争という目的であったかもしれない。
でも、空を飛ぶ、という夢を抱いていたのかもしれない。

両親のいた立川飛行場は、当時どんなだったのだろう。

もう、尋ね聞く人が周りにはいないので、まずは、図書館から、数冊の本を取り寄せることにしました。