東京オリンピック開催から、1年が経ちました。
有形、無形、どんなレガシーが残ったのでしょうか。
いまだに、不透明な部分がくすぶり、 
また、施設のこれからの運用も大きな課題です。

東京オリンピック。
コロナ感染拡大の中、1年延期となり、海外からの観客を始め、多くの会場で無観客となりました。
「スポーツは」「オリンピックは」どんな意味を持つのか。少なからず考えたのではないでしょうか。

私自身、聖火ランナーに選ばれたものの、その聖火を掲げる手を大きく上げる事は、どうなんだろうと、思うこともありました。

こんなはずじゃなかったのになぁ。

そうです。
2013年9月東京がオリンピック開催地に決まった瞬間
2019年12月に東京都から聖火ランナー当選のメールが届いたのを見た時
どの競技を観に行こうかと、観戦チケットにいくつも応募した時
私はとても嬉しくてワクワクしました。
オリンピックの時、東京は、どんな風になっているのだろうと、想像するだけで、心が弾みました。

でも、終わってみて、残念ながら、かなわなかった夢も多く残りました。

それでも、
ちゃんと東京オリンピックは、私の心の中に残っています。
会場に行けず、テレビ観戦でも、アスリートの姿に感動しましたし、知らなかった競技に興味を持つことにも繋がりました。子供たちだって、やってみたい!と思うきっかけになったに違いありません。

今回の異例とも言えるオリンピックを経験した後で、東京、日本が、これからどうしていくか。

オリンピックがゴールではなく、各競技も、そして私も
これからのことを考えるスタートにしなくてはと改めて思いました。