水車の回る心地よい音、川のせせらぎ、木々のざわめき、鳥や虫の声。山里の古民家、ここも、東京都です。(ご存知の通り東京都は意外と広くて、いろんなところがあるのです)
今はこうして訪ねるようになってしまいましたが
多摩地域で生まれ育った私には、山も川も畑も林も、どれも身近なものでした。
子供の頃は、川で泳いだり、田んぼでザリガニを取ったり(←正確には男子が取るのを見ていました)、栗林でクリを拾ったり、沢には蛍もいて、竹ぼうきで空を撫でるように掃くと捕まえる事ができました。
でも、宅地化が進み、道路が整備され、便利になるのと引き換えに、ザリガニもメダカも、もちろん蛍も姿を消してしまいました。コンクリート色がグッと増えきた頃に、町を離れましたが、
こうして、少し山に近い方を訪ねると、変わらない景色があって、ほっとします。
ぼんやりと川のせせらぎを聞いている時間が、最高の贅沢だなぁと感じた週末でした。
あ、炭火焼料理もおいしかったですよ。