パリでのパラリンピックも、終わろうとしています。
日本選手の活躍が素晴らしくて
深夜に応援したり、朝一番に結果を調べたり。
そんな中、柔道女子57キロ級・視覚障害弱視のクラスで
日本の廣瀬順子さんが金メダルを獲得されました。
廣瀬さんは大学生の時に、成人スティル病の合併症で視覚障害に。それでも柔道を続け、今回の金メダルとなりました。
少し前の廣瀬さんのインタビュー記事での
「突然襲った病でしたが、視力に障害を負った苦しみより、生かされていることの大切さに気づいたことのほうが大きかった。」(「VERY」2021.8)という言葉が、胸に響きました。
私も、13年前に成人スティル病を発症しました。闘病を経て現在は寛解し、アナウンサーの仕事を続けられていますが、病気の前より後の方が、「生きている、この今を大切にしたい」と強く思うようになりました。「いつか」はないかもしれない。今できる事、したい事を、大切に。そして歳を重ねるごとに、この思いが大きくなっています。
これからも、廣瀬さんを応援していこうと思います。